写真展のこと
6月3日心配していたお天気はみなさまのおかげで快晴。きっと「晴れ女」の割合が多かったに違いない。
「いつか写真展を、」って思っていたけれど、まさかこんなに早くとは思ってなくて周りの人からの勧めであったり、応援であったり、タイミングであったり・・・
新しい出会いもあったけれど、私の中では今までわたしに関わってくださった方へのおれいの気持ちの写真展だったので(わざわざ私のために皆さんの大切な時間を使っていただく形になったけども)お一人お一人と言葉を交わすことができてしあわせでした。
情報が流れていく時代だけれど、ひとつひとつの写真をかたちにしていく作業はとても楽しかったし、どんなにスマホやPCの画素数が高くなったといっても、実際にいろいろな組み合わせや角度からみていただけるということによって伝わるという魅力が「写真」にはあると思う。
フィルム写真というわけでもないので、趣というものは欠けているかもしれないが、昭和の頃に建てられた浜本ビルの「小さな貸し部屋」という場所にあることによって、わたしの写真が輝き始める。
誰が、いつ、どこで、どのカメラを使って、どんなふうに、どんな気持ちで。そしてどこに飾るか、これは写真に限られたわけではないけれど この偶然の積み重ねが1つの作品には存在する。
そして晴れてみなさまに見ていただけて、「素敵です」「きれいです」そう声をかけてもらって1番うれしそうだったのは他でもない写真だったと思います。
実際に私の家にあるときよりも、搬入して飾った時よりもほめてもらった写真のほうが輝きも重みも増していた。
何よりひなちゃんのギターも聞いた写真だからね。それはもうきらきら・・・
最後に、わたしの写真展をこころから喜んでくれ惜しみない力を与えてくれるみどりさん。透明で伸びやかな声とギターの音色で貸し部屋を包み込んでくれたひなちゃん。この写真展を決めたきっかけと「わたし」というものを全肯定するきっかけとなったアトリエテイりささん。あの場所で同じ時を過ごした方たちにこころよりおれいの気持ちを贈ります。
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