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2024-07-17

studio Comfort

うっすらと構想し始めたのは6月はじめ。2人暮らしになって空いた部屋を片付けないと…とずっと気がかりだった。撮影もリビングや玄関に飽きてしまったというのもある。片付けもせずにすぐに撮影に取りかかれるまっさらな部屋が欲しかった。

汚れに汚れた壁、床、天井、どうしたら珪藻土が塗れるか考えるところからはじめ、材料の選別、メーカーへの問い合わせ、サンプル請求、購入、やることはたくさんある。わたしはひとつひとつ丁寧に、というよりは全て同時進行でものごとを進める。その方がスピード感があって楽しい、というより時間がかかると飽きてしまうのだ。作業の工程を頭の中で何度も何度も構成し(これ業者に頼むと打ち合わせとかにあたると思う)全部自己責任なので、責任も多いが失敗しても誰にも迷惑かけないので気が楽。紆余曲折ありかと思いきや、なんとまあスムーズにことが運びほぼ1ヶ月かけて箱はだいたい出来上がった。

これから家具を入れ、スイッチ類や間接照明、ドアにとりかかる。まだまだやることいっぱい。

話が大変長くなったが、ここでの一回目の撮影は無事終えました。アッシュグレーに塗った珪藻土の壁がいい味出してた。やっぱりほんものの素材は良い。最近はよくできたボードの背景とかあるけど、やっぱり写真に撮るとなんか違う。

次の撮影は8月はじめ頃、一日中いつでも陽が入る、晴れても曇っても素敵なわたしだけの「スタジオコンフォート」

撮る人が快適でないといい写真は撮れないのだ。

作業用につけていた照明、案外良かったのでこのままにしようか迷っている。

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