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2023-05-18

写真に写り込むもの


こんな笑顔みせられたらメロメロになるよね。

写真ってただその被写体を撮るだけでなく、その場の空気や温度、湿度まで写ってしまうよねと思う。ものには感情はないけど、被写体が生きているものの場合は、その時の感情や内面みたいなものまで映り込む。

だからあんまり緊迫しないで、さらっと撮った写真の方が良い空気が写せてるし、見てて気持ち良い。

人と人は鏡写し、わたしは性格的に緊張しないので(撮影する前の構想は気持ちは引き締まる、あとはぶっつけ本番というだけ)モデルさんから「楽しかったです」と言ってもらえるのは、わたしが緊張しないで楽しんでできたからだな、と自分に良し良しする。

ほんとはポートレートは不得意なんだけどそうは言ってられないわけで、ものや風景を切り取るのはある意味自己満足で良い気がするんだけど、被写体が人物の場合は、わたしが「これいい!」と思っててもモデルの方が気に入らなければただの紙切れ、

わたしが一推し!って思うものを相手の方も選んだ時、いろんなものが共鳴してたんだな、と感じる。有難うだなあ、と毎回しみじみ。

撮影は事前準備、当日、できあがりまでが勝負で、やっぱり相当のエネルギーを消費するけど、喜んでいただけた瞬間それらが昇華される。

残念な時もあるかもしれないけど、それはそれで学び。次に生かせれば良し。

息子のサッカーのコーチが「自分のこと上手い!と思うな、思ったらそこで成長は止まる」って言ってたけど、人生はずっと何かしらの学びの連続だ。色んなことしてきたけど経験に感謝したい。

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